オールオン4手術は審美性の高い施術となるため保険適応外の治療となり、手術にかかる費用は患者様の全額自己負担となります。
オールオン4手術は、高額な医療費がかか るわけですが、高額な医療費を支払った場合、その翌年の確定申告で医療費控除を申告すると、医療費の一部が還付されるという制度があります。医療費控除と言います。
医療費控除は、歯科矯正など美容・審美に関わるものは対象外となっていますが、オールオン4で支払った治療費は医療費控除の対象となっています。
具体的な医療費控除の内容としては、自分と生計を一つにする親族が前年度中に支払った医療費が一定の金額(10万円)を超えた場合、医療費控除として 所得から差し引くことが出来ます。
確定申告の手続は、医療費を支払った翌年の2月中旬から3月の中旬までの1ヶ月間税務署にて行うことが出来ます。
手続き後、税金の一部が還付(返金)されますのでオールオン4手術後には必ず手続きを行なって下さい。
また、医療費控除の対象となる医療費は、医療機関での保険診察・オールオン4などの自費負担の治療費の総額、鍼灸治療院での治療費、医療機関までの交通費などがあります。
通院の際に、支払った交通費も医療費控除の対象となりますので、タクシーなど利用した場合は必ず領収書をもらうようにして下さい。
詳しい医療費の計算方法や手続きの方法などは確定申告の期間に税務署に行き手続きをする際に、税務署の職員さんから説明を受けることができます。
医療費控除の手続きに必要な、領収書類(治療を受けた医院の領収書)や通院の際に支払った交通費の領収書を用意して手続きを行なって下さい。
領収書がない場合は、医療費控除の手続きができませんので、領収書は治療後も大切に保 管して下さい。
オールオンフォーは、高額な医療費がかかりますので、必ず医療費控除の申請を行った方が良いです。下記に医療費控除チェックリストを作りましたので、一つ一つ目を通しましょう。
- 年間医療費が10万円を超えた場合(年収が200万円以下の場合は、所得の5%を超えた場合)
- 医療機関でもらった領収書の合算なのでなくさない。
- 通院のための公共機関(バス・電車)通院が困難なところにある場合のタクシー代、乗車区間のメモ書き、領収書
- デンタルローンやカードの分割払いを使用した場合(デンタルローンは、歯科医院より領収書が出ませんので、デンタルローンの契約書のコピーと1月1日から12月31日までに信販会社に支払った金額がわかる書類が必要になります。カードの分割払いも基本的に同じです。金利手数料は、控除の対象になりません。)
- 2月16日から3月15日までの1ヶ月間が、申告機関になっています。
- 現住所を管轄する税務署に郵送する。持参する。電子申告(e-tax)で申告する。
- 自分だけではなく、生計を共にする家族の医療費を合算して申告できる。
- 家族の中で、所得が多い人が申告した方がお得である。
※ 医療費控除を申請するときに必要な物
- 源泉徴収書
- 医療機関の領収書、交通費領収書、メモ書き
- 保険金で補填された場合の明細書
- 申告する方の口座番号
- 印鑑